2011年8月7日日曜日

VMware Fusion 回復不可能なエラーでサスペンドから復帰できないときの回復方法



iMacのOSをLion(10.7)にアップデートしてからVMware Fusion 3で、サスペンド中のWindowsXPの復帰ができないトラブルに見舞われていましたが、ようやく治りました。

そもそも、どういった症状だったかというと、サスペンド中のWindowsXPをレジュームしようとすると。。。
レジュームの途中で、こんな感じで”WMware Fusion 回復不可能なエラー:(vmx)”という警告が出てしまうというもの。

この後は以下の画像のように”接続先の有効なピア プロセスが見つかりません”と出てきて、レジュームが中断されてしまいます。

VMware Fusionの再インストールでもなおらないので、しばらくあきらめていました。

が、ふと閃きました。サスペンドのファイルを削除すれば、レジュームではなく普通にOSの起動ができるのではないかと。

結果から言うと予想的中。

方法は以下

仮想マシンを保存しているフォルダの中から、レジュームに失敗しているOSのイメージファイルを右クリックし、”パッケージの内容を表示”を選びます。

そうすると、パッケージ中身を参照する事ができるので、そこにある拡張子が”.vmss”というファイルを、パッケージ外の別の場所に移動させます。

この状態でVMWare Fusionを起動させて、固まっていたOSを起動させると、レジュームではなく電源を入れたときのようなWindowsロゴからの起動になりました。

当然サスペンド中に作業していたものは全て消えてしまいますが、Windowsが起動しないという最も致命的なトラブルからは回復する事ができました。