2009年10月2日金曜日

サイレント・フィクション iPhoneアプリを用いた新しいプロモーションの形

サイレント・フィクションという、iPhoneアプリが面白かったのでレビューする。

この”サイレント・フィクション”というアプリは写真集である。

水没する東京の風景を合成写真として構成している。

普段見慣れた渋谷109や東京タワーが水没した姿は、見るものに例えようのない喪失感を抱かせる。

僕の主観的な感想より、AppStoreのダウンロードページにあるコンセプトの説明を読んで頂いたほうが良いだろう。

また、興味がある方はダウンロード(無料)して実際にどんなもんかと触ってみるのが良い。

ところで、今回私が着目したのは、この写真集の写真についてではない。

このアプリ、実は11/10 (火)~11/23 (月)に、ニコンサロン新宿にて開催される”佐藤 謙吾展 [サイレント・フィクション]”のプロモーション用アプリとなっている。

従来のDMやメール、バナーなどの広告媒体とは違う、iPhoneアプリを用いたプロモーション。

アプリとしてプロモーションをリリースすると、ダウンロード数やレビューから反響を読むことができるし、比較的低価格で広範囲に周知することができる。

特に、iPhoneのユーザー層が好みそうなコンテンツの場合、広告効果は高いものになるのではないだろうか。

CHANELやD&G等、海外のブランドもiPhoneアプリをプロモーションに利用しているが、個人規模でのプロモーションでも効果が期待できそうだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿